2011/02/09

おんだ祭り その4



儀式も無事終わり、帰ってゆく人々と共に境内が少し空いてきたので


ちゃんとお参りをし、少し散策してみることに。


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この飛鳥坐神社は縁結び、子宝、安産祈願などはもちろん


「生む」ということでモノ造りやクリエイターにも向いているのだとか。


 


 


ぷらぷら歩いてあると聞いている陰陽石などがないか探していると…


 


翁が竹を杖にしてフラフラと階段から降りてきます。


「疲れてるのか…w」と思ったとたん、スクッ立ち上がり竹を振り回す振り回す!


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↑ちょっとカッコイイ翁


 


 


そしてその後にお多福、天狗もやってきます。


どうやら境内を練り歩いているようです。


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「さっき叩かれ損ねたから、次こそ叩かれる!」と勢いづきます。


でもビビってるし再びスカ喰らいたくないので、


写真撮っている人として近づきます。小心者ですね。はい。


 


細い通りにいた女の子たちがどんどん叩かれてゆきます


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うおおおおお、近い、こえええええwwwww


とカメラを構えてると


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正面から受けて膝をおもいっきし叩かれました…


 


「いてえええ!うおわうおおおおおお」


ここに入るとは思わんかった…。(というかまたスルーされると思っていた)


膝がガクガクする…


でも一応当初の目的は達成されたぞ…!


 


 


その後も境内を一人ぷらぷらしてたんですが


儀式後にだいぶ減ったと思っていた人がまだ結構境内にいたので


思うようにまわれず陰陽石も確認できませんでした。しょんぼり


帰ろう。


 


もと来た道を辿って入り口の鳥居に向かいます。


ん?


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あの…人だかり…は?


 


 


どうやら下で竹を持った奴らが待ち構えているもよう。


境内より盛り上がってる感じです。


 


ヤンキーぽい動きでのっしのっし歩いて来る牛。


急に竹を振りかざします!


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牛こええwww


動きが俊敏だったのでたぶん牛が一番若いと思われる。


 


皆がわいわいしてる様子を見ながら神社を後にします。


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お多福がすごかった…


ダッシュして勢いつけて叩いてたよ!ひーーー


でもお年寄りやこどもにはペンペンやるくらいで優しいのでした。


 


 


 


 


帰る道中にあったあらもん屋。


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おでんや粕汁を店先で販売し中でも食べれるようにしています。


寒空の下やってきた参拝者やおなかを減らした若者にはうれしいところ。


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もちろん立ち寄っておばちゃんにおでん注文。


ハンペン、じゃがいも、牛すじが乗った皿を受け取りお金をわたした瞬間


尻に違和感を感じる。


「キャー!お多福さん会いたかった!!」と誰かに手を差し出し握手をもとめるおばちゃん。


もしやと思い後ろを振り返ると…


うわあああああああ


尻の違和感はお多福が竹で尻を小突いていたからでした…。


 


おばちゃん「叩いてもらい!叩いてもらい!お多福さん早く早く!」


わたし「えええちょっまって、おでん持ってるしあわわわわ」


 


 


バチコーーーーーーーーーーン


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気持よく入りました。


すごい痛い。


分厚いコートで若干カバーされたものの、痛い。


 


おばちゃん「よかったねー」とニコニコ。



 


聞いたところによるといつもはその変にまでお多福が来てくれないそう。


「あー、幸せ!私お多福さんと握手してしもた!あー幸せ!」


と何度も何度も言ってたので、この祭がいかに地元の人に愛されているかが感じ取れた。


 


火鉢の横でおでんを食べる。


横にいたお爺さんが


「昔は、もっともっとこどもがたくさん来る祭やったんや。最近はめっきり減った」


と言っていた。


たしかに数える程しかいなかったように思えた。


 


同じく店で食べていた女の子がすごい勢いでおでんをおかわりし、粕汁まで食べている。


お爺さんの言うこどもとは違うけど、何気に若いこもたくさん来ていたよ。


彼女が粕汁を食べる様子があまりにも美味しそうだったので私も注文した。


 


その後も竹を持った彼らは神社付近を厄払いのためウロウロ。


遠慮している女の子におばちゃんがお多福を指刺して


「だいじょうぶ!あの人大工さんやから!柔道してはるいい人やで」と言っていた。


どうりでいい体格なわけやな…。


ごちそうさま


 


 


 


帰ってからこの動画をみつけた



D


はは、こどもいっぱいいるやんw


心配することいらんよ、お爺さん。


 


近々帰りにあった地酒販売所で購入したお酒をのもう。


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2011/02/08

おんだ祭り その3



第二部が始まるまでの間、巫女さんが舞を踊ります。


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なんだか休憩を間に挟んだ気になって


巫女さんに申し訳なく思いかけたのですが


舞と共に流れるスピーカーからの音が大音量で休むどころではありません。


皆が耳を必死で押さえているにも関わらず音量は一定。


 


終わった頃にはみんな朦朧としている。


そうか、この変なテンションで第二部を迎えさせる気やねんな…。


 


 


○第二部○


再び竹を振り回しながら現れた彼ら。


お、次はお多福を連れてきました。


これから天狗とお多福の結婚式が行われるのです。


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なんともガタイのいいふくよかなお多福です。


髪飾りのみかんがキュート!


第二部が始まってから誰かが常にクスクス笑っている空気w


 


と、思ってたら舞台の真ん中で天狗とお多福が熱いキスを!


翁が慌てて前に出て皆の気をそらせようとします。


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客席は爆笑。


個人的には、服をはためかせた時に見える翁の脇の方がエロスでした。


 


 


 


いよいよ結婚式です。


二人並んで宮司の前に山盛の飯(鼻つき飯という)を運びます。


フザケタ服装ですがキリッと式を行っている感。


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式が終わり、皆が着席をしたわけですが、


天狗だけ謎の黒い棒を手に持っています。


竹で作られたその長い棒を股間にあて、そのまま舞台の真ん中へ。


それをおもむろにぐるんぐるんと回します。何回も回します。


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客席がわあわあ言ってるww


 


そしてそれを宮司の目の前でも行い、先ほど捧げた山盛飯の上に差し出します。


これは酒を注ぐ所作と、陽物を見せつけてるという両方の意味があるとか。


客席にも同じようにやってきますww


 


その後、何故かお多福が天狗に尻を竹で叩かれます。


そして翁が床を用意し、二人の男女の営みが行われます。


あまりにももろに行われるのでみんな爆笑。


お多福の生足がとてもたくましいですw


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そしてそれを必死で隠す翁。


皆もさらに大爆笑。


翁の動きがめちゃ面白い


 


ほいでいつの間にか翁も後ろからお手伝いw


なんでやねんなw


 


終了後にはお互いの股間を紙で拭くというリアルさ。


それを丸めたやつをなんと客席に投げつけます!!えーーーー


「拭くの紙」=「福の神」だそうで、それを皆が手を伸ばして取りに行きます。


すごい図や…w


 


第二ラウンドも行われ同じように、投げつけるのであります。


二回目の方が紙が多かったですw


 


最後には餅が舞台からたくさん巻かれます。


これを取るのにみんな必死!!


目の前のおばちゃんが地面に這いつくばって真っ先にとっていきます。


左隣の外人さんはカメラ撮りまくって、


右隣のカップルは彼女がギャアギャア言ってて


彼氏が「ごめんねごめんね」とひたすら謝っていました。


私は取ろうとはするものの取れず、たまに将棋倒しになりかけて


何度も「今日死ぬかもしれん」と思ったりしてました^^;


 


そして儀式は終了です。


 


 


つづきます





2011/02/07

おんだ祭り その2



境内の奥へ入ると左手に本殿、右手に能舞台があります。


能舞台の前に群がっている人々。


儀式はまだ始まっていない様子。


しかし、すでに出来ている人だかりのためあまり前が見えない


(前からだいたい四列目くらいやった)。


 


 


 


着いてから約30分後に開演。


この頃には境内が人で埋め尽くされえらいことになっています。あわわ


 


太鼓がドンドンドンと鳴り響き儀式の始まりを知らせます。


最初は「居合道 夢想神伝流」の方3人が型を披露。


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「すごいなー」と思って見てたけど


意外と長かったので眠くなりそだったからスケッチしたりメモったりで過ごす。


 


 


○第一部○


関係者の方々が舞台にずらりと並び、先ほど大暴れしていた天狗たちも舞台へ。


宮司さんにより神事が行われます。


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宮司がひと通り式を終えたのかなと思った途端


奥に座っていた翁と天狗がおもむろに竹を手に取り暴れだします。


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たぶんこれで舞台の厄を払っているのだろう(竹で尻たたき=厄払いだったから)。


 


 


さあ、ここから田植えの準備(そういう演技)。


「おんだ祭り」は「御田祭」という名前の通り、豊作を願う祭なのです。


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翁がまず畦きりをする所作をし、天狗が牛と共に土をならし


翁が再びがんばってあぜこねをします。


牛がかわいい。


これで田植えの準備は万端です。





そこに宮司が先ほどお供えした五穀の中の粟を手に取り舞台に田植えをします。


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観客のテンションが高くなりますw


これをゲットし、田んぼの水口に刺しておくと虫が寄り付かないのだそうです。


 


ここで第一部は終わり。


なんだか面白くなってきました。


 


 


つづきます





2011/02/06

おんだ祭り その1



今月の6日に奇祭とやらが地元で開催されたので行ってきました。


 


その名も「おんだ祭り」。


場所は奈良の明日香村にある飛鳥坐神社


毎年開催されてるらしいんやけど知らんかった…。


 


 


前もっていろいろ調べてすごく楽しみにしていたんです。


していたのに、寝坊してしもた。


夢の中で祭に行っててん…。


 


家を出たのは祭が開催されてから一時間後。


最寄り駅からバスに乗って行くのですが、


バスに乗る習慣があまりにもなさすぎて地元なのに乗り間違え、


途中下車し慌てて走って駅まで戻ってなんとか無事バスに乗ることが出来た。


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なんや、この最初からアカン感じは。


 


 


神社の最寄りのバス停に降りたはいいが、道を間違える。


山を一つ越える寸前で気が付き、慌てて戻って神社から流れているであろう


笛の音を頼りになんとかたどり着きました。 


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ふう…


 


 


入り口の鳥居


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ちなみに神聖なる笛の音はテープでした。


 


 


その音に混じって「バシーンッ」と叩かれているかのような音が響き渡ります。


そう、叩かれているのです。竹で


 


これはこの神社に伝わる習わしで、


「竹で尻を叩かれることによって厄除けの効果がある」とされているのです。


もの凄く痛いらしい。


もちろんそれを知っててやってきました。


 


階段に列をなして並ぶ人々。


登ったすぐのところで竹で皆尻を叩かれています。


ドキドキ


  


 


私の前にいたギャルが叩かれる番です。


心なしか叩く天狗が嬉しそうに見えるのですが、気のせいでしょう。


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そしていよいよ私の番!


 


 


「はーい、おわりまーす。ここまでー」


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終わった。


私の目の前で終わった。


 


 


叩いて厄払いしてもらえないことを残念に思うと同時に


「最後はカワイイ女子で終わらせたい天狗の気持ちもわかる」


と謎の納得をし、境内の奥へ進んでいくのでありました。


祭は始まったばかりです。


 


 


つづきます