昔々その昔

幼い頃から絵本が好きでよく図書館通いしていました。
児童書、特に昔話が好きなこどもでした。
今思うと冒険活劇より、どことなく少し奇妙で怖い日本昔ばなしの方が
好きだったのかもしれません。

うちは昔ながらの日本家屋で仏壇や神棚の存在、
障子、天井や床の木目、薄暗い物置、軋む床や階段など
ある意味気味悪い要素満載の家で育ちました。

祖父母と暮らしているので、昔から伝わるお話や言い伝えなど
知らないうちにもたくさん聞いてきたと思います。
昔ばなしの方がシックリくるのはそれが理由だったのかもですね。

そんな環境で育ったところに、もともとのビビリの性格も手伝って
お化けも幽霊はもちろんちょっとした暗がりや物音にも敏感になり
あるのかないのかわからない影にいつも怯えていました。
「なにかいそうな気がする」とかすぐ思ってしまうのですw
わからないものごとに常に理由を欲しがってしまう。

しかし最近何かをキッカケに
自分を育ててくれた昔話や言い伝えを大切にしたいなぁと思うようになりました。
(いまいちそのキッカケがわからないのですが…^^;)
今のところそれらを「人に伝えていきたい」という思いはないのですが、
自分の中でどう消化させ栄養としていくことが出来るかに
目を向けようかなと思い始めました。
霊的なものの存在を信じる信じないではなく、
漠然と怖がっていたことの捉え方を変えて自分の中で育てていけならなと。

まだ上手く言えないですが、いつか形にしていけたらいいな。
そんな感じで今昔話を読んだり、まんが日本昔ばなし見たりしてます。

日本の昔話 (新潮文庫)

前回言いそびれていたのですが、
メールフォームからメッセージ下さったかたありがとうございました。
あたたかいお言葉にほっこり。
マイペースにですがこれからもぼちぼち更新してゆきます。

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